2013年1月10日木曜日

アプリはデバイスの外へ!!! スマートフォン、タブレットの次は…?


年齢や職種に関係なく、多くの人がプログラミング言語を駆使して様々アプリケーションをつくることができる時代になりました。
若手社員を主力とするITベンチャー企業からは新しいアプリやWebサービスが日々続々とリリースされています。


これらのアプリは、基本的にはデバイスにあらかじめ付随する機能(通話、インターネットetc)内で完結してしまうものがほとんどですが、最近になってPCやスマートフォンといったデバイスの枠を超えて"モノ"と連動するアプリが近年になって散見されるようになってきました。


例えば、AR.Drone 2.0
iPhoneをコントローラーとして操縦するラジコンヘリコプターです。
これのWeb用のプロモーションバナーが話題になってましたね。

ももいろクローバーZがタイアップしたことで話題にもなったファービーもその1つです。専用のスマートフォンのアプリをダウンロードすることによって、エサをあげたりファービートの様々遊びを楽しむことができます。



東京と福岡に離れて暮らす nuuo社のMTG用に作られたnubotのような事例もあります。



パナソニックのスマート家電はスマートフォンを通じて冷蔵庫やエアコンなどの動作を制御する試みです。



スマートデバイスと"モノ"との連動する事例は他にもあり、特に家電・おもちゃ業界に顕著に見ることができます。


従来、Webサービスやアプリと呼ばれるものは全てデバイスの画面の内で完結するものでしたが、こうしてハード面を動かすことができれば提供するコンテンツの可能性が大幅に広がります。

年齢や職種に関係なく、多くの人がプログラミング言語を駆使して様々なアプリケーションをつくることができる時代と冒頭で述べましたが、裏を返せば重箱の隅をつつくような「そんなの誰が使うんだよ!」と突っ込みたくなるようなアプリも多くあり、アプリ市場に息苦しさを感じています。


2013年以降はスマートデバイスと家電や玩具など第二のハードウェアを組み合わせたプロダクトが多くでてくると予見しています。
セカンドハードウェアとして、ある程度自律的に行動してくれる「ロボット」のようなものがでてきてくれたらいいですね~